ニュースリリース
クルマ・技術
マツダ、東京モーターショーに2台のコンセプトモデルを出品
―技術開発の新長期ビジョン実現に向けて、次世代技術と次世代デザインを一般公開―
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、10月28日から11月5日に一般公開される「第45回東京モーターショー」(主催:一般社団法人 日本自動車工業会)*1において、今後導入される次世代商品群の先駆けとなるコンセプトモデル(以下、次世代商品コンセプトモデル)と、次世代デザインの方向性を具現化したコンセプトモデル(以下、次世代デザインビジョンモデル)の2台を公開します。また、技術展示物として、次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X(スカイアクティブ・エックス)」を出品します。
今回のマツダのショーテーマは、「マツダは『走る歓び』で、クルマを愛する人に人生の輝きを提供する。」です。このテーマには、将来においても「走る歓び」にあふれるカーライフを提供することで、お客さまの人生を豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになる、という決意が込められています。
世界初公開となる次世代商品コンセプトモデルは、マツダの次世代技術と次世代デザインを融合したコンパクトハッチバックモデルです。ガソリンエンジンにおいて圧縮着火を制御する技術の実用化に世界で初めて*2めどをつけた「SKYACTIV-X」と、人間中心の思想を突き詰めて各機能を最適化した次世代車両構造技術「SKYACTIV-Vehicle Architecture(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」を採用。全方位で飛躍的に洗練されたダイナミクス性能を実現します。また、次世代デザインをコンパクトカーのフォルムに凝縮し、マツダが考える理想的なコンパクトハッチバックを目指しました。
次世代デザインビジョンモデルは、2012年の「マツダ CX-5」導入以来、世界中から高く評価されてきたマツダの魂動デザインの表現方法をさらに深化させた、次世代デザインの考え方を具現化したモデルです。
また、本年12月に国内で発売予定の新型3列シートクロスオーバーSUV「マツダ CX-8」をモーターショーで公開。マツダの国内向けSUVラインアップの最上位モデルとなる「CX-8」は、上質で洗練されたデザイン、大きく進化したクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」によるトルクフルで余裕のある走行性能、3列目まで快適な室内空間を実現しています。
さらに、ダークチェリー色の幌やオーバーン(赤褐色)のナッパレザーインテリアを採用した「マツダロードスター(海外名:Mazda MX-5)」の特別仕様車「RED TOP(レッド・トップ)」も出品します。
マツダの小飼 雅道(こがい まさみち)代表取締役社長兼CEOは次のように語っています。「本年8月に、クルマの持つ魅力である『走る歓び』によって『地球』『社会』『人』それぞれの課題解決に向けた私たちの新しいチャレンジ『サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030』を発表しました。その中でお約束した本質的なCO2削減を実現するためには、実用環境下でのCO2削減と、各地域における自動車のパワーソースの適性やエネルギー事情、電力の発電構成などを踏まえて、内燃機関や電動化技術を適材適所で展開するマルチソリューションが最適と考えています。今回マツダスタンドでは、世界一を目指した夢のガソリンエンジン『SKYACTIV-X』をはじめ、次世代技術とデザインを搭載したコンセプトモデルなどをご覧いただきます。マツダ新時代の幕開けとも言えるマツダスタンドにご期待下さい」
■第45回東京モーターショーにおけるマツダの出品車両・技術一覧
東京モーターショー2017特設サイト(https://www2.mazda.co.jp/motorshow/2017/) |